<グレーのシェットランドウールでつくる手紡ぎ毛糸 STEP 4 >「撚り(より)止め」の作業を行いました。
-ヨーロッパの手仕事-Glem Tid(グレムティッド)です。
やっと天気が晴れ、制作途中だったグレーのシェットランドウールの手紡ぎ毛糸の次の工程に進むことができました。
<前回の記事>
紡いだままの毛糸では、ヨリが戻って切れやすくなったり、クルクルとねじれがひどい場合があったりするため、そうした状態を直したり防止するため「撚り(より)止め」という作業を行います。
まず、40度ほどのお湯をバケツに用意します。
そこに、「かせ」にした毛糸を入れて30~40分ほど浸しておきます。
それが終わったら、日陰で干します。
糸は日焼けして色が変わったりするので、直射日光は当てないようにしています。
今日はここまで出来ました。天候に左右されて作業のペースが読めないのも、手仕事ならではなのかなぁ と思ったりします。
乾いたら、玉に巻く作業になります。
紡ぎ車は、新しい部品が届いたので明日には新しい糸を作れるようになりそうです。
次は、白いシェットランドウールでシェットランドレース用の極細糸をつくる予定です。
<基本的な手紡ぎ毛糸の作り方を一つの記事にまとめました>
<グレーのシェットランドウールでつくる手紡ぎ毛糸のすべての記事はこちら>
STEP1 羊毛を糸車で紡いでいきます
STEP2 紡ぎ終わった2本の毛糸を撚り合わせていきます
STEP3 紡ぎ車での作業が終わり、毛糸を「かせ」にしました
STEP4 「撚り(より)止め」の作業を行いました。(表示中の記事)
STEP5 毛糸を巻いて完成です