-ヨーロッパの手仕事- Glem Tid(グレムティッド)のブログ

<紡ぎ・編み物・レース編み>を中心に、長野のゆったりとした自然の中で1点ものの品物の制作を行なっています。 ※今秋、Webショップをオープン予定

< グレーのシェットランドウールでつくる手紡ぎ毛糸STEP 2> 紡ぎ終わった2本の毛糸を撚り合わせていきます

グレーのシェットランドウールを紡いだところ

こんばんは、-ヨーロッパの手仕事-Glem Tid(グレムティッド)です。

先日から制作を始めた、グレーのシェットランドウールで作っている手紡ぎの毛糸を、今回予定していた分量200g分、紡ぎ終わりました。

 

この羊毛を紡いでいます

この羊毛を紡いでいます

100gずつ2つのボビンに紡いだところ

100gずつ2つのボビンに紡いだところ

最終的に、紡いだ毛糸を2本撚り合わせて、1本の毛糸を作るので、ボビンに100gずつ分けて紡ぎを行ないました。

上の写真のように、ボビン立てという道具に、ボビンを2本取り付けます。

紡ぎ車にセッティングして、2本の毛糸を撚り合わせていきます

紡ぎ車にセッティングして、2本の毛糸を撚り合わせていきます

最初の毛糸を紡ぐときと同じように、紡ぎ車にセッティングしたボビンに、2本の糸が撚り合わさるように、ボビンに付いている導き糸に、紡いだ糸を2本結びます。

<毛糸の紡ぎ方や、ボビンについての説明は、前回の記事に記載しています>

 

糸を紡ぐときは、紡ぎ車の車輪を時計回りに回したのですが、2本撚り合わせるときは、反時計回り、逆向きに回します。

毛糸を2本撚り合わせたところ

毛糸を2本撚り合わせたところ

ちょっとボヤやけてしまってますが、これが紡いだ毛糸を2本撚り合わせて作られた糸です。(これを双糸といいます)

今日は、この双糸づくりの途中までで終わりました。

 

全部、双糸にできたら、次は撚り止めというお湯につける作業を行っていきます。

 

<基本的な手紡ぎ毛糸の作り方を一つの記事にまとめました>

<グレーのシェットランドウールでつくる手紡ぎ毛糸のすべての記事はこちら>

STEP1 羊毛を糸車で紡いでいきます 

STEP2 紡ぎ終わった2本の毛糸を撚り合わせていきます(表示中の記事)

STEP3 紡ぎ車での作業が終わり、毛糸を「かせ」にしました 

STEP4 「撚り(より)止め」の作業を行いました。

 STEP5 毛糸を巻いて完成です