-ヨーロッパの手仕事- Glem Tid(グレムティッド)のブログ

<紡ぎ・編み物・レース編み>を中心に、長野のゆったりとした自然の中で1点ものの品物の制作を行なっています。 ※今秋、Webショップをオープン予定

シェットランドレース用の極細糸が完成しました

-ヨーロッパの手仕事-Glem Tid(グレムティッド)です。

久々の更新となりました。

Twitterではお知らせしていたのですが少し身体面に故障が生じたため、これから夏の間、東京まで通院しなければならず、制作ペースがダウンするかと思います↓↓

ラインナップが著しく少なくなる可能性がありますが、秋にはWebショップオープンに向け準備を続けていきます。

 

長野も大雨が降り続いていましたが、昼過ぎには雨音が鳴りやみ、鳥のさえずりなどが聞こえるようになってきました。

雨の前は家の中でも暑いくらいだったのに、一気に気温が下がって涼しいを通り越し、寒いくらいです。

先週はずっと東京へ行っていたため進んでいなかった、シェットランドウールでつくるシェットランドレース用の極細糸の制作が終わりました。

 

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シェットランドウールの原毛です

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糸車で原毛を紡いでいます

糸車に紡いだ糸がたまった所です

糸車に紡いだ糸がたまった所です

かせくり棒という道具に糸を巻いたところです

かせくり棒という道具に糸を巻いたところです

かせくり棒

かせくり棒

このようにして制作した毛糸を切れにくくするため、湯につけ、日陰干しした後、玉に巻きます。

このようにして制作した毛糸を切れにくくするため、湯につけ、日陰干しした後、玉に巻きます。

◎グレムティッドでのより詳しい紡ぎ毛糸の作り方は、こちらをご参照ください◎

上の写真で、1玉20gとなっています。

糸の太さですが、Jamieson'sの”コブウェブウルトラ”と比較を行なってみました。

 上がJamieson's、下がグレムティッドで制作した毛糸です。

Jamieson'sで比較したのは、「色番号:304 White」ですが、グレムティッドの方が若干クリームがかった色をしています。

また、Jamieson'sは、糸に芯があるというかシッカリした印象となっており、グレムティッドでは、糸全体にふくらみが感じられます。

シェットランドレースのサンプルを編むと、このような感じになります。

現在は、ブラックの糸もあると、白とコントラストが素敵かな、と思ったので、同じくシェットランドレース用の極細糸をブラックの羊毛で紡いでいます。

 

<Webショップ(今秋オープン予定)にて、販売予定のラインナップ>

◎グレーのシェットランドウールでつくる手紡ぎ毛糸(1玉50g、針サイズ4~5号)

◎シェットランドレース用の極細糸[ホワイト](1玉20g)